こんにちは!
PHOTO-TABIブログを運営しているだいだいと申します。
こちらの記事は、勉強を兼ねてレタッチの方法についてまとめているレタッチnoteの第9回です。今回はハイキーなストリート風にレタッチに挑戦してみました!
始めに…
「ストリート風レタッチの方法」についてご説明いたします。
どことなくレトロであり、ハイキーなこのレタッチは、路地裏やストリートなどをよりかっこよく際立たせる素敵なレタッチです。
レタッチ前後の写真は下記にございますので、お気に召したら是非続きをご覧ください。
また、ストリートと言えばドラマチックでコントラストが高いものも当てはまるのでは?と感じたため、2パターン掲載させていただきました!
ストリート風レタッチ!
それでは順にご説明させていただきます。写真によって調整値は異なるので、下記を参考にお好みのレタッチをお試しください。
①明るさ調整
始めに明るさ関係の調整を行います。
ストリート風レタッチは、高コントラストで低彩度が味かと思います。そのため、まずはコントラストが高くなるように調整していきます。
白レベル上げ、黒レベルを下げるとコントラストが高くなるので可能な限り振り切るように調整します。
この時、白レベルを上げると白トビしてしまうため、ハイライトを下げます。
同様に、黒レベルを下げると真っ暗になってしまうので、シャドウを上げることで補っていきます。
②カラー調整
次に、カラーを調整します。
レトロ感を出すためには青系の色を下げていく必要があります。
題材の写真だと、正面のマンションが少し青がかっていました。
カラー別に調整してもよいのですが、今回は彩度と自然な彩度の2つの機能を使って調整してみます。
自然な彩度は、もともと彩度が低い部分のみを調整する機能になります。
写真全体に再度が高い青系が存在しないため、今回の写真ではこちらを最小にするのみでレトロ感を出すことができました。
しかし、このままではモノクロ感が強いため、彩度を上げることで青味を無くした高コントラストなレタッチとなりました。
③ディテール調整
ディテール調整を行います。
こちらはお好みとなりますが、シャープな写真にするとカッチリとして路地裏やストリートに合う写真になりますので、適度に調整していきます。
④コントラスト調整
コントラストの最終調整に入ります。
ハイコントラストと中間コントラストに対して上げていきました。
ここはおまけ要素が高く、変更前後で好みが分かれる部分だと思いますので、お好みにお任せ致します。
⑤トーンカーブ調整(お好みで!)
最後の仕上げにトーンカーブを調整します。
ハイキー感を出したい場合はご参考にしてください。
ゴリゴリのコントラスがお好みの方は、このまま色温度など微調整をしていくとよいかと感じました!
トーンカーブの概要については、別記事にてご紹介しますが、今回は左下のポイントにご注目ください。
トーンカーブはデフォルトの状態では左下から右上にかける直線でした。
そこで、グラフ左下にあったポイントを、上に持っていくことでハイキー(かすみがかった仕上がり)に修正され、右に持っていくことでコントラストをより強めに調整します。また、一つポイントを増やして山なりにすることでわずかに暖かみのある写真となりました。
⑥おまけ(色温度調整)
最後に色温度を少し上げてみました。
お好みに合わせて調整してみてください。
そして、ストリート風レタッチは高コントラストのものとハイキーなもの、どちらがお好みでしょうか?
最後に…
ストリート風レタッチに関するご紹介はいかがでしたでしょうか?
人それぞれ、思い描くストリート風レタッチは違うかとは思いますが、高コントラスト低彩度は、とてもかっこいいレタッチであることがわかりました。
今後は映える観光地だけでなく、商店街の路地裏や雑居ビルなども積極的に撮影していきたいと思います!
本日はここまでとなります。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
また、前回の記事はこちらになります。
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