
こんにちは!
PHOTO-TABIブログを運営しているだいだいと申します。(twitter)(Instagram)
こちらの記事は、勉強を兼ねて各レタッチについてまとめているレタッチ勉強会の第3回になります!
ポートレートで透明感を出すレタッチの方法を各操作ごとに比較ができる形でご用意しております。よかったらレタッチのご参考にして頂けると幸いです。
始めに…
本日は、レタッチ講座の第三段。
「ポートレートで透明感を出すレタッチ」について、基本機能のみを使った編集でご説明させていただきます!
こちらがレタッチ前後の写真になりますので、気に入っていただけたら、是非続きをご覧ください。


ポートレートで透明感を出す方法!
それでは、ポートレートで透明感を出す方法について、作業手順をご説明していきます!写真によって調整値は異なるので、これを参考に好みのレタッチをお試しください。
①明るさを整える
皆さんは、透明感のある写真と言えば、どのような要素を思い浮かべますか?
私が思い浮かべるポートレートの透明感とは、
・写真がふんわりと明るい
・コントラスト(メリハリ)が低くて淡い
この2点が大きな割合を占めているかと思います。
そのため、最初のステップでは、透明感を出すために最も大切な明るさ調整を行っていきます!
まずは、写真全体を明るくするために露出を大きく上げていきます。
この時、白トビしないようにお気を付けください。
次に、ハイライトやシャドウ・白黒レベルを調整して、全体の明るさにムラがなくなるように整えます。基本的にシャドウや黒レベルを高くすると、写真の明るさが整っていくかと思います。
Luminar4には、スマートコントラストという機能もありますので、今回はこちらのコントラストを下げることでより明暗の差がなくなるようにしました。
この時点ですでに透明感が出つつあります!
やはり、透明感とは明るさになりますね。



②肌色の調整
ポートレートにおいて、透明感の決め手となるのは肌色ですね。白いほど淡く透明感のある雰囲気になりますよね。日本人の肌は橙色や黄色が主な色味になるので、この成分においてカラーの調整行っていきたいと思います!
色相ごとに調整のできるツールがある場合、まずは橙色から攻めていきましょう!
今回の写真では、肌の色が少し濃く暗い印象があります。そのため、橙色の彩度を落として色味を減らします。その後、ルミノシティをあげることで、肌(橙色)の明るさを上げていきます。そうすることで、肌色が白く透明に近いようになりました。
次に黄色を微調整します。少し白すぎるかもしれませんが、今回はこのくらい彩度をさげてみました。




③写真全体の色味を調整
ほぼ仕上げとなりますが、ここで全体のコントラストを調整します。
ハイライト・中間調・シャドウそれぞれにおいて色調のコントラストを調整できる機能がある方は細かい設定ができます。
今回は、このように調整しました。
中間調コントラストで写真全体に色味がつくように調整し、シャドウコントラストでまだ影がかっていた肌の部分が明るくなるようにコントロールします。



④最後の魔法にグロー効果
最後の仕上げです。おまじないのようなものですが、グロー効果を少し追加します。そうすることで少しふんわりとした雰囲気を作ることが出来るので、夢のような写真にレタッチしたい場合はオススメの機能です!



最後に…
ポートレートで透明感を出す方法についてのご紹介はいかがでしたでしょうか?
透明感は写真の色味によってレタッチ方法が異なるので、この記事を参考にあなただけのオリジナル写真を作ってくださいね!
おまけにグロー効果をあげていくとこのようになります。
夢の中のようですね。


それでは、本日はここまでになります。
ご清聴ありがとうございました。
また、前回の記事はこちらになります。
よかったらご覧ください。
Lumiar4について
今回レタッチに使用したソフトはLuminar4というものになります!
現在、購入する際に”PHOTOtabi”と入力して頂くと割引が使えるプロモーションコードも配布中なので、よかったらご利用ください。
カメラやレタッチのリンク集
その他の記事についてはこちらをご覧ください。
レタッチの方法や、Luminar4の解説をしております。
コメント