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【カメラnote:2】初めてでも簡単「シャッタースピード」の基本を説明します!

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こんにちは!
PHOTO-TABIブログを運営しているだいだいと申します。

カメラの勉強を兼ねて、記事にまとめているカメラ勉強会の第2回、本日はカメラの基本機能である「シャッタースピード」についてご説明していきます。

シャッタースピードは、動きあるものを綺麗に撮影する他に、工夫次第で幻想的な写真を撮影するのにも役立ちます。
動物や乗り物・花火や夜景など、たくさんの部分で必要となる機能なので、是非覚えてみてくださいね!

ちなみにこちらはシャッタースピードが1/4000になります。

シャッタースピードとは?

シャッターが開いている時間を操作する機能になります。
カメラ上では1/4000秒・1/100秒・0.5秒・1秒・30秒・BULBなどと表されます。
※BULBとは、自分で時間を決めるモードです。

そんなシャッタースピードにおいて大切なことは2つ。

ブレのコントロール
明るさのコントロール

順にご説明します。

ブレのコントロール

シャッタースピードの操作を1番実感ができるのが、被写体のブレです。

シャッタースピードを速くするほどブレが少なく、その一瞬を切り取ることが出来ます。

こちらは、シャッタースピードが1秒と1/500秒の写真です。撮影時間が長いほど、写真がブレていますね。補足すると、被写体よりもシャッタースピードが速ければブレません。

1秒⇔1/500秒

シャッタースピードは、速ければいいわけでもないため、シーン別の使いどころをご紹介します。

シャッタースピードの速さを意識するシーン

スポーツや動物・乗り物など、被写体が動く場合はシャッタースピードを速くすることを意識します。

また、スナップ写真など、歩いているときの手ブレを抑える役割も持っています。

注意点は暗くなりがちなことです。シャッタースピードと明るさの関係は事項でご説明します。

シャッタースピードの遅さを意識するシーン

花火の光線や水の流れ・車の動き・躍動感を演出する場面ではシャッタースピードを遅くすることを意識します。

注意点は白トビしてしまう点です。こちらも明るさに関わるお話なので事項でご説明します。

明るさのコントロール

シャッタースピードを速くすると暗く、遅くすると明るい写真を撮影できます。

絞りやISO感度を同じ条件にし、シャッタースピードのみを変えた写真をご用意しました。1/60秒と1秒では明るさに大きな差が出ますね!

暗くなりすぎや白トビにご注意ください。

1/60秒⇔1秒

ただ、明るさに関しては、前回お伝えした絞りやISO感度でも調整が可能なため、「ブレ」に関わる操作を優先していただいて大丈夫です。

シャッタースピードの+α

撮影時に意識するのは上記2つのポイントですが、ここでは+αでご説明できることを紹介します!

なぜブレるの?

カメラは取り込んでいる光を記憶し、取り込んだ光すべてを1枚の絵に写すためです。光を記憶するものを撮像素子といいます。

動画と比較すると少し想像がしやすいかもしれません。動画は、録画した時間分、1枚1枚の絵を高速に流すことで動きを再生しています。しかし、カメラは撮影した時間分の全てを1枚の絵に描きだします。そのため、被写体が動いていると、ブレていたり、分身している写真になってしまいます。

なぜ明るさが変わるの?

撮像素子に取り込む光の量が変わるからです。

窓を開けている時間が長いほど、光は取り込まれ続けます。

少し異なりますが、似た例をあげると、人のまばたきに近い原理になります。一度、眩しい光を見つめてみてください。じーっと見つめた時とまばたきを連続でしている時では明るさの加減が違いますよね。そんな感じで明るさの取り込まれる量が変わっていきます。

カメラの絞り の動画素材・映像素材 [ID#] - iStock

これらの明るさは、前回お話した「絞り」や次回お話しする「ISO感度」でも調整ができる機能なので、撮りたい写真が動きの速いものであれば、シャッタースピードを速めることを優先してください。

シャッタースピードとブレ・明るさの関係

おさらいです!
シャッタースピードが速いほど、ブレずに暗い
シャッタースピードが遅いほど、ブレやすく明るい
これだけ覚えていただけたら問題ありません!

シャッタースピードで遊ぼう!

シャッタースピードを使った撮影方法についてご紹介します。

花火

シャッタースピードを遅くし、花火の光線を残すことで幻想的なお写真を撮影できます。

オススメ : 5秒〜BULBモード

花火文字

こちらも花火の光線を使った写真です。自身が動き回れる程度の時間を確保しましょう!

オススメ:10秒〜BULB

夜景

夜景の撮影も、シャッタースピードが大切になってきます。

白トビにご注意ください。

オススメ:10秒〜20秒

水の表現

水の動きを止めるか、動きを滑らかに表現するかでシャッタースピードは変わってきます!

関連機能

Tv(シャッタースピード)優先モード

こちらはシャッタースピードを手動で決めて撮影するモードです。
絞りやISO感度は自動なため、最初はこちらで慣れていくことをオススメします!
詳細は別記事にてご説明予定です。

M(マニュアル)モード

こちらは、絞り・シャッタースピード・ISO感度すべてを手動で行うモードです。
カメラを触っている感じが一番するモードですね。
詳細は別記事にてご説明予定です。

最後に…

シャッタースピードに関するご紹介はいかがでしたでしょうか?

使いこなせると、動物園や水族館など様々な場所での撮影がとても楽しくなる大切な機能です!ゆっくりでも慣れていってくださいね!

本日はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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