こんにちは!
PHOTO-TABIブログを運営しているだいだいと申します。
こちらの記事は、勉強を兼ねてレタッチの方法についてまとめているレタッチ勉強会の第7回になります。
始めに…
本日は、
「紅葉レタッチの方法」についてご説明いたします。
紅葉はすでに鮮やかなため、レタッチの方法に悩みますよね。
今回のレタッチ前後の写真はこちらになりますので、少しでも気になった方は是非続きをご覧ください。
紅葉レタッチ!
それでは順にご説明させていただきます。写真によって調整値が異なるので、これを参考に好みのレタッチをお試しください。
①明るさ調整
まずは明るさ及び色温度の調整を行います。
写真が少し暗かったため、ハイライトやシャドウを上げることで写真を明るく調整していきます。
②色調整
次に色の調整に入ります。
紅葉レタッチのポイントは、この色調整にかかっています!
今回は背景に湖があったので、紅葉が映えるようなレタッチを目指します。
修正した色は「赤」「橙」「黄」「緑」「シアン」「青」「「全体の彩度」になります。
・最初は自然な彩度と色かぶり除去を調整していき、足りない部分を個別で調整します。
・赤色は葉脈が潰れない程度まで彩度を上げていきます。この時ルミノシティ(輝度)も上げていきます。
・橙色は主役の紅葉と色被りしない程度に色相を下げて赤に寄せていきます。そうすることで、全体的に色が馴染んでいきました。
・黄色も下げて橙に近づけることで色を馴染ませていきます。
・緑色はルミノシティを下げて紅葉が主役となるようにします。
・シアンは湖を鮮やかにするために色相を青よりにしていきます。また、ルミノシティをあげることで紅葉との対比を作ります。
・青は不自然とならないようにシアンと同色に寄せました。ルミノシティについては調整していきます。
③ディテール調整
お好みになりますが、ディテールをシャープにすることでくっきりとした写真に仕上げていきます。ここまでで概ね完成かと思います!
④かすみ除去
微調整ですが、かすみ除去をすることで、白がかっていたもやを減らします。
⑤コントラスト調整
コントラストの微調整です。お好みとなります。
⑥色補正
最後にシャドウに対してイエローを増しました。完全にお好みです。
最後に…
紅葉レタッチに関するご紹介はいかがでしたでしょうか?
すでに鮮やかな紅葉のレタッチは、やりすぎると赤色が潰れてしまいます。そのため、周りとのコントラストを強調することで鮮やかな写真とすることができます。是非お試しください!
本日はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また、前回の記事はこちらになります。
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