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【レタッチ研究NOTE:19】海外映画風レタッチ「オレンジ&ティール」

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こんにちは!
PHOTO-TABIブログを運営しているだいだいと申します!

レタッチnote第19回、本日は、海外映画風のレタッチ「オレンジ&ティール」についてご紹介します!
勉強を兼ねて記事にまとめたので、よければご覧ください✎

※筆者はLuminarを使用しておりますが、Lightroomなどその他のレタッチソフトでも手順は同様になりますので、是非ご参考にしてください。

始めに…

オレンジ&ティール」とは、海外映画で人気のあるカラーグレーディングです。
※カラーグレーディングとは、映像処理における色補正のことで、写真で言うレタッチ的なやつです!

特徴は、オレンジ色ティール(青緑)色の補色関係を利用した独特なコントラストです。
効果としては、明暗ではなく色のコントラストで主題を目立たせることが出来るので、全体的に鮮やかな色合いを維持したままコントラストのある写真に表現できます。

オレンジティールレタッチ!

それでは、一枚の写真を参考にレタッチの手順をご紹介します。

お写真やレタッチソフトによって調整方法がわずかに異なるため、下記を参考にご自由にカスタマイズしてください✎

①明るさ調整

まずは、オレンジ&ティールの調整に入る前に写真の明るさなどを調整していきます!
基本的にはお好みですが、少し明るめに調整するとオレンジ&ティール時の変化が分かりやすいかもしれません。

原画⇔レタッチ①

②カラー補正

オレンジ&ティールの調整はここが一番の肝となります!

まずが、カラー補正(HSL)の色相を調整します!
・「オレンジ」「イエロー」の色相を上げて、オレンジ色を強くします。
・「ブルー」も上げることで、ティール(青緑)色を強くします。

次に、それぞれの彩度を上げてオレンジティールのコントラストを強めます。
そうすることで、より色にメリハリのある写真となりました!

これ以降は、お好みの微調整となります。

レタッチ①⇔レタッチ②

③カラーコントラスト調整

Luminar AIでは、カラーコントラストという機能があるため少しだけ調整しました。

やっていることはカラー補正後の写真の明るさや彩度の微調整なので、他のツールでもお好みで調整ください。

レタッチ②⇔レタッチ③

④明るさコントラスト調整

写真が薄く感じる場合は、明るさのコントラストを調整します。

レタッチ③⇒レタッチ④

⑤カラー輝度調整

特定の色(オレンジのみ)を明るくしたい場合は、HSLの輝度調整を使用します!

レタッチ④⇔レタッチ⑤

終わりに…

以上が「オレンジティール」に関するご紹介でした!

海外映画でよく見る、少しお洒落なこの色合いを是非使ってみてくださいね!

それでは、本日はここまでとなります。
ご拝読いただき、ありがとうございました。

シネスコ写真の作り方

海外映画風レタッチを作られたら、シネスコ風写真も是非作ってみてください✎

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