こんにちは!
PHOTO-TABIブログを運営しているだいだいと申します。(twitter)(Instagram)
秋風の隙間をぬって差し込む日差しが心地の良い時期がやってまいりました。冬の足音も聴こえ始めたこの季節。そろそろ、今年の紅葉はどこに行こうか?という話題が出るかと思います。
そこで、本日は愛知県一押しの紅葉スポットである「香嵐渓」についてご紹介させていただきます!
香嵐渓とは?
11月の半ばになると、一面が紅葉一色となる、豊田市足助町にある「香嵐渓」。長野県・岐阜県・愛知県を跨ぐ一級河川である矢作川の支流「巴川」がつくる渓谷のことをそう言います。1634年に足助にある香積寺の三栄和尚が、巴川から香積寺に至る参道に、般若心経を一巻唱えるごとにカエデやスギの木を1本ずつ植えていったのが始まりと言われています。
そのため、長い間”香積寺のもみじ”と呼ばれていましたが、昭和5年(1930)大阪毎日新聞の本山彦一社長により、香積寺の「香」、巴川をわたる爽涼とした嵐気の「嵐」から“香嵐渓”と名付けられました。
いざ、香嵐渓へ!
香嵐渓へのルートと駐車場情報について感想と体験談を交えてお話します。
アクセス情報
公式情報よりご紹介致します。
☆マイカーの場合
<関東方面から>
東名高速道路 『豊田JCT』から、東海環状自動車道 『豊田松平IC』下車、(ETC付き車両の場合は、鞍ヶ池スマートIC下車)、県道39号を経由、国道153号を飯田方面へ約13キロです。
<関西方面から>
東名高速道路 『名古屋IC』下車、猿投グリーンロード終点 『力石IC』下車、国道153号を飯田方面へ約9キロ。所要時間40分。
☆公共機関の場合
・名鉄名古屋本線 『東岡崎駅』から、足助行きバス 約70分 香嵐渓下車
・名鉄三河線 『豊田市駅』より、名鉄バス足助行き 約45分 香嵐渓下車
紅葉の時期では、車も公共機関も大変混雑するので、早めの時間から訪れることをお勧めします。
駐車場情報
香嵐渓の駐車場は、企業が運営しているものから個人が経営しているものまでたくさんあります。特に紅葉シーズンとなると、民家の方は自分の家の敷地を駐車場とし解放してくださいます。
ここからは駆け引きがスタートしてしまいますが、駐車場が空いているからとあまりに手前に止めてしまうと、入り口が遥か彼方…となってしまうので要注意です!
おすすめを紹介しますので、カーナビを使われる方は下記の名前で検索してみてください!
○近場
・宮町駐車場
・豊田市役所足助支社駐車場
○穴場
・足助西町第一駐車場
・足助西町第二駐車場
・川見駐車場
価格はおよそ1000円程度です。少しお高いですが、香嵐渓に入場料があるわけではないため、妥協範囲でしょうか?
おすすめの時間帯
私は10時半に香嵐渓に到着しましたが、このくらいの時間帯だと香嵐渓の入り口付近に止めることができました。
しかし、ある年には11時半ごろに周辺に着くと2時間程度駐車場を求めてぐるぐる回ることになるので、駐車場戦争を乗り切るには早くいくことが1番です!
観光について!
マップ
豊田市足助観光協会の公式HPより、マップはこちらになります!
今回の私の散歩ルートである、駐車場付近にある巴橋を渡り、待月橋を越え、香積寺までの散歩道をお写真と共にご説明していきます。
駐車場~巴橋
11月中旬のこの日、巴橋付近にあるP3西町駐車場に車を止めました。「大しか店 だるま」が目印になります!この時点ですでに多くの木々が綺麗に色づいていました。
道路に出て巴橋を渡ると、橋の上からとても素晴らしい景色をみることが出来ました。正面に位置するのは、待月橋(たいげつきょう)です。香嵐渓を代表する写真スポットです。全長43mもある真っ赤なこの橋は、写真映え間違いなしですね!
巴橋を渡ると、なにやら賑わいが聞こえてきますが、一度目を背けて道路の反対側を確認してみます。そうすると、大きなイチョウの木が豊田市役所足助支所の前に立ち誇っています。先に進むとたくさんの紅葉を見ることができますが、このサイズのイチョウは珍しいので、ここでも一度足を止めてみてはいかがでしょうか?
紅葉より団子
巴橋を渡り真っすぐ進むと、おいしそうな匂いが漂ってきます。香嵐渓の奥地である「香嵐渓広場」にもおいしいものはたくさんありますが、こちらにも美味しそうなものがたくさん並んでいます。
鹿・猪フランク
なんといってもお勧めは山でしか食べることのできないお肉。その名も「猪フランク」と「鹿フランク」です。語彙力がないため写真のみとなりますが、なんといってもジューシー。臭みもなく、食べやすい大きさにカットされているので是非食べ比べしてください!
このお店の目印は、猪の毛皮です!とっても大きいことがわかりますね。こんなのに山の中であったら泣き叫びます。
山菜川魚料理「つぼどん」
お土産や屋台をわき見しつつ、色づいた山を眺めながらまっすぐ進みます。
そうすると、正面に「つぼどん」という巴川沿いにある料理店が見えてきます。
目に飛び込んできたのは、「あゆ」の二文字。山に来たからには是非とも食べたい川魚料理をつぼどんさんで頂くことができます。こちらでは、ストーブが設置されており暖かい座席と、川を眺めることのできるテーブルがあり、席数も多くあります。メニューはこの通りです。
私は、アジアンスタイルの「あゆごはん」を頂きました。
ほろほろのあゆに暖かいご飯がなんとも言えぬ美味しさです。毎日のお弁当にしたい。また、夜もよりましたが、その時はあゆそばにしました。つゆに使った鮎もとても美味しかったです。
待月橋
つぼどんさんでお昼を頂いた後、まっすぐ進むと待月橋が見えてきます。こちらは写真スポットのため、多くの人で賑わっていました。
もみじのトンネル
待月橋を渡り、左手を確認すると一面にもみじが広がっています。ここは、「もみじのトンネル」と言われています。夕日が当たると、一面が真っ赤に染まり幻想的な空間になります。P3西町駐車場からもみじのトンネルへとつながっているため、P3に止めた場合はこちらを渡って帰るのもよいかもしれません。
待月橋~香嵐渓広場
待月橋を抜けて右に曲がると、素敵な木々に囲まれて香嵐渓広場まで散歩することができます。
香嵐渓広場では食事処や雑貨の販売などがされています。紅葉のシーズンには、猿回し、三州足助太鼓のショーなどのイベントも行われています。紅葉を背景にお猿さんを撮影するととてもかっこいいです。※令和2年では、コロナの関係で各種イベントが中止となっています。
香積寺まで
香嵐渓広場から山の方へ登っていくと、香積寺(こうじゃくじ)があります。こちらが香嵐渓の名前の由来となったお寺です。こちらでは御朱印もいただくことが出来ます。
ここでは、竹を色々な模様にくり抜いたライトが設置されています。夜になるまではただの模様かと思ってしまいますが、ライトアップの時間になると…お楽しみにしておいてください。
香嵐渓はまだまだ散歩できる箇所はありますが、ここまで撮影してまわると約3時間もかかってしまいました。私はのんびりと写真を撮っているので、サクサクまわると駐車場から1時間半程度で見てまわれるかと思います。
ただ、駐車場は混んでいるので、せっかく来たのであれば、夜のライトアップまで楽しんでいってください!
夜間のライトアップ
毎月11月はライトアップを行っています。これまで歩いてきた景色が一変して、幻想的な雰囲気となるので、お昼にまわったコースをもう一周したくなります。
竹灯りの香積寺
香積寺へと続く道には、両サイドに竹を使った灯りが設置されています。とても綺麗なので是非立ち寄ってくださいね!また、お昼にお楽しみにしていた竹をくり抜いた模様ですが、ここで本領発揮します!中にロウソクを入れたことで、かわいらしい灯りになりました。
もみじのライトアップ
紅葉は一面がライトアップされていますが、私のオススメはやはり待月橋周辺です!待月橋からは川沿いに降りることが出来ますので、ここから上を見上げると、人が行き交う待月橋をみることができます。赤い橋がとても写真映えしますね。
また、川沿いは人も少ないため、今日一日の余韻に浸りたい方は是非橋を降りてくださいね!立派に立っている一本の紅葉もとても幻想的でした。
待月橋のライトアップ
夜に待月橋を撮影するとこのように絶景を見ることが出来ます。これを見るだけでも夜に残っているかいがあるというものなので、是非皆さんも夜のライトアップをご覧ください。
最後に…
愛知県屈指の紅葉スポット「香嵐渓」はいかがでしたでしょうか?
東海地方の紅葉で悩まれている方は、是非こちらに立ち寄ってみてくださいね!
香嵐渓の時期ですが、11月中旬~下旬が最も見ごろになっています。
ライトアップは基本的に11月中行われており、これに合わせて各種イベントも行われております!
残念ながら、令和2年はコロナウイルスによってライトアップは行われないことが決定されてました。しかし、香嵐渓は愛知県No1の紅葉スポットなので紅葉だけでもあまりある感動を体験できます。紅葉をお求めのかたは、是非訪れてくださいね!