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カメラ レタッチ

【カメラnote:8】トーンカーブとは?仕組みと基本操作についてご紹介します!

目的別のトーンカーブ基本形!

★コントラストを強める

左右の幅を狭めるように、白色点と黒点をスライドします。
そうすると、明るい部分が白とびし、暗い部分が黒つぶれするため、コントラストが高い写真になります。

上記のコントラストを強める方法だとやりすぎだと感じる方は、
下図のように中間地点に対して、ハイライトとシャドウ部を調整すると程よいハイコントラスト写真となります!
S字に見えることから、S字カーブとも呼ばれています。

★コントラストを弱める

上下の幅を狭めると、ローコントラストの写真になります。

自然なローコントラストを作りたい方は、逆S字カーブを作るとバランスがよくなります!

★淡く・明るめにレタッチ

トーンカーブをゆるめに上げることで淡めのレタッチになります。

★濃く・暗めにレタッチ

トーンカーブをゆるめに下げることで暗めのレタッチになります。

★シャドウを締める

黒点を右にスライドすることでシャドウ部分を真っ黒にし、光を際立たせられます。

★ハイキーなレタッチ

白色点を左に、黒点を上にすることで、ハイキーなレタッチとなります。

★ローキーなレタッチ

白色点を下に、黒点を右にすることで、ローキーなレタッチになります。
写真に重厚感が出ます。

★お肉を美味しそうにレタッチ(おまけ)

白色点を左にすることで写真を明るくし、Bのトーンカーブを少し下げることで、お肉の色を際立たせました。
青色は、食べ物にはあまり似合わない色ですよね。
お皿が白とびしないように気を付けました。
美味しそう!!

トーンカーブ調整時の注意点

トーンカーブの操作は難しく、失敗事例は多くあるかと思いますが、
代表的な3点をご紹介します!

終わりに…

以上がトーンカーブに関するご紹介でした!

トーンカーブは難しく、操作しても変な色合いになってしまいがちですが、
慣れると直感的なレタッチをサクサクと行えるようになる便利なツールです!
私も苦手意識を持っていましたが、今後は使っていきたいと思います。

それに、なんだかレタッチスキルが上達した気分にもなれるため、皆様も是非使ってみては如何でしょうか?

それでは、本日はここまでとなります。
ご拝読いただき、ありがとうございました。

前回の記事:シネスコ写真の簡単な作り方について!

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