![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/ステッカ2-3-1024x341.jpg)
こんにちは!
PHOTO-TABIブログを運営しているだいだいと申します。
カメラの勉強を兼ねて、記事にまとめているカメラnoteの第8回、本日は「トーンカーブ」についてご紹介致します!
トーンカーブとは、ほとんどのレタッチソフトに搭載されている画像補正機能の1つで、「明るさ」「コントラスト」「色調」などを直感的に操作できる機能です!
難しそうな機能ですが、慣れたら楽しくレタッチできるので、是非使ってみてくださいね!
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/06/image-12.png)
トーンカーブとは?
ヒストグラム上に伸びる斜めの線のことです。
ヒストグラムは、写真の明るさ分布について表したグラフのことで、RGB各色の明るさについて視覚的に理解することが出来る機能です。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/トーンカーブとは-1-1200x675.jpg)
レタッチソフトには多くの色調補正機能が搭載されていますが、
その中で最も基本的で大切なのがこのトーンカーブです。
「明るさ」「コントラスト」「色調」などを直感的にレタッチできるうえ、
写真の情報を視覚的に確認することのできる素晴らしいツールです!
PhotoshopやLightroom、Luminarなどの有名レタッチソフトにはもちろん搭載されていますが、
今回は無料のRAW現像ソフトウェア「Digital Photo Professional 4」を題材にお話します!
こちらは、RGBを色付で確認することができる点がメリットです。
トーンカーブの見方と仕組み
・縦軸の操作:明るさの調整
・横軸の操作:ハイライト・シャドウ部の調整
つまり、トーンカーブを操作することで写真の明るさを調整することができます!
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/トーンカーブ説明2-1200x675.jpg)
それでは、トーンカーブの基本操作について、あじさいを題材にまとめていきます!
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/06/MG_2031-1-1200x800.jpg)
トーンカーブ 6つの基本操作
トーンカーブには6つの基本操作があります。
これらを駆使することで、直感的レタッチをしていきます!
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/トーンカーブ-6つの基本操作-1200x675.jpg)
①写真を明るく(トーンカーブの調整)
トーンカーブを持ち上げることで、写真が明るくなります。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/明るさ-1-1200x675.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/MG_2031-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/縦軸明るく-scaled.jpg)
②写真を暗く(トーンカーブの調整)
トーンカーブを下げることで、写真が暗くなります。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/暗さの-1200x675.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/MG_2031-1-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/暗さ-scaled.jpg)
③写真全体を明るく(黒点の調整)
黒点を上げることで、写真全体が明るくなります。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/写真全体を暗く-1-1200x675.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/MG_2031-5-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/写真を明るく-scaled.jpg)
④写真全体を暗く(白色点の調整)
白色点を下げることで、写真全体が暗くなります。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/写真を暗く-1-1200x675.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/MG_2031-4-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/コントラスト強-scaled.jpg)
⑤ハイキーに調整(白色点の調整)
白色点を左にスライドすることで、ハイライト部分をさらに白く飛ばしました。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/ハイライトに-1-1200x675.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/MG_2031-2-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/ハイライト-scaled.jpg)
⑥ローキーに調整(黒点の調整)
黒点を右にスライドすることで、シャドウ部分を黒つぶれさせました。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/シャドウの-2-1200x675.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/MG_2031-3-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/シャドウ-scaled.jpg)
RGBごとのトーンカーブ操作!
トーンカーブはRGBで構成されているため、個別での操作も可能です。
RGBを個別で調整する場合は、補色の関係が重要となります。
トーンカーブを上げるとRGBが強くなり、
トーンカーブを下げると補色関係にあるCMYが強くなります。
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/RGBトーンカーブ-1200x675.jpg)
各色のトーンカーブを操作した場合の比較はこちらです。
ホワイトバランスとは違い、直接的に写真の色を調整できるため、
慣れたら雰囲気づくりに一役買ってくれそうですね!
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/補色-1-1200x675.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/Rのみ-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/C-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/G-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/MG_2031-6-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/B-scaled.jpg)
![](https://photo-tabi.com/wp-content/uploads/2021/07/Y-scaled.jpg)
次ページで、目的別のトーンカーブの基本形についてご紹介します!